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チャベス大統領の仕草が野党支持者の市民を「嘲笑」と話題に

 2月1日に行われた大統領・国会議員選挙の投票日、現職のロドリゴ・チャベス氏が野党支持者に対して嘲笑的なジェスチャーをして話題になっています。


 以下の記事の写真をご覧ください。



 「チャベス、出て行け!」と叫ぶ野党各党の支持者たちに対して、チャベス氏は顎ひげを撫でまわし、頭の両脇で手をひらひらさせ、舌を出しています。


 また、以下の動画をご覧いただくと、その嘲笑的な態度がよくわかります。



 これに対し、一国の大統領が批判的な市民に対して行う行動としては、著しく理性を欠いているという批判が市民の間に広がりました。権力者によるこういった挑発的な行動は、市民の分断を一層深いものにしてしまうからです。

 大統領選は既報の通り、チャベス氏の後継であるフェルナンデス候補の勝利に終わりました。フェルナンデス氏は、常にこのような挑発的な態度を司法府や立法府、会計検査院、メディアから一般市民に至るまでとり続けてきたチャベス氏の姿勢による市民の分断を緩和し、乗り越えることができるのでしょうか。現状では極めて困難と言わざるを得ないばかりか、これからの4年間でさらにその分断が深まることもあり得ます。

 コスタリカ市民はそもそも、統合的な価値観を共有し続けてきました。それは、1948年に始まった「第二共和制」によるところが大きくあります。フェルナンデス氏は「第二共和制の終焉と第三共和制の開始」を高らかに謳っていますが、それがさらなる分断を引き起こすことを、少なからぬコスタリカの市民たちは心配しています。


 弊所が注目し続けてきた「コスタリカ哲学」が今、大きな挑戦を受けていると言ってもいいでしょう。

 
 
 

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