なまけものの通りみち
一般社団法人コスタリカ社会科学研究所は、コスタリカの
トラピチェ統合農園と協働して、「生物回廊農園」を
つくる新たな野心的プロジェクトを行なっています。
生物回廊農園とは?

生物回廊とは、陸地の中で孤立している自然保護区の間を、野生のいきものたちが自由に移動できるような「みち」のことです。
私たち人間はその活動範囲を広げ、道路を建設して、野生のいきものたちの移動ルートを寸断してエコシステムに重大な影響を与えています。そこで構想されたのが「生物回廊」です。具体的には、例えば自然保護区間の森と森をつなぐ形で植林し、新たな「森の道」をつくるなどです。
しかし人間にも、暮らしや経済活動のための領域や道が必要です。生物回廊から人間を排除してしまうと、今度は私たちの暮らしが成り立ちません。そこで、人間の活動領域と野生のいきものたちの活動領域が重なりあう「緩衝地帯」(バッファゾーン)が必要になります。「野生の森のような農園」をつくり、生物多様性保護区の要件の範囲内で農業を営むのが「生物回廊農園」です。
コスタリカでは、環境エネルギー省傘下の組織であるSINAC(自然保護区国家システム)がドイツの援助で「生物回廊国家プロジェクト」を策定しています。しかしその実現は、各地域の人たちに任されています。生物多様性を守りながら日常生活を営むには、通常より多くのコストがかかります。
そこで、考えたのです。私たち民間の手で、この生物回廊農園をコスタリカの人たちと一緒につくりはじめよう。人間も野生のいきものたちも行き交い、暮らしを営み、定住もできるような場所にしよう。そういったコンセプトのもとに2022年2月から始めた農園建設プロジェクトが、
なまけものの通りみち
なのです。
「なまけものの通りみち」とは?

みなさまにお願いしたいこと

皆様にお願いしたいのは、この地に植える木の「里親」に、一株あたり月1000円でなっていただくことです。カカオ、バニラ、コショウ、コーヒーから選んでいただき、皆様のお名前を冠して、現地の農家が植え育てます。
ご支援頂いた木の様子は、農園やその周辺の様子とともに毎月皆様に報告されます。
収穫物は農家の自家消費用、または収入源となりますが、いずれは現地に赴くツアーや収穫祭などもできればと考えております。
以下のコースからお選びいただき、ぜひこの「生物回廊農園」づくりに参加してください!
以下からお選びください

カカオ1株
1,000
1か月ごと

バニラ1株
1,000
1か月ごと

コショウ1株
1,000
1か月ごと

コーヒー1株
1,000
1か月ごと

2株セット
2,000
1か月ごと

3株セット
3,000
1か月ごと

4種セット
4,000
1か月ごと

5株おまかせセット
5,000
1か月ごと

4種ダブル8株セット
8,000
1か月ごと