資料室に、新しい絵本が入りました。
『ひと粒のチョコレートに』(佐藤清隆文、junaida絵/福音館書店)
食いしん坊の弊所資料室司書が本屋さんで装丁に一目惚れして手にしたのですが、
中を読んでびっくり!児童書とは思えない充実ぶり…「お菓子の王様」チョコレートの秘密(製造方法!)、歴史などなどが満載で、ものすごく勉強になると同時に、ものすごくチョコレートが食べたくなる、危険な本でもあります(笑)
さて、チョコレートの原料といえば、カカオ!
そのカカオが成長するさまの美しいイラストにも心奪われましたが、”チョコレート用のカカオの木を育てる農園では、まわりにバナナなどを植えて、その日陰でカカオの苗を育てます”(p.10)という記述に、けもみちまんまやん!と声が出ました。
上の画像は2022年9月ですが、農園主クリスティアンのすぐそばに植わっているのが、まさに日よけのためのバナナ。それを挟んで左はカカオ、右は(さらに日よけを施した)バニラです(画像をクリック/タップすると映像に飛びますので是非ご覧下さい!)。
それから1年と少しで、左のカカオは…もうこんなに大きくなりました。画像は2023
年12月末のもの。そのほかの木々も順調に大きくなっています。流石赤道近く!
このカカオとバニラ、そのほか農園で育った食材を使って、チョコレートを作って食べられる日が…そう遠くない日に来るといいなあ。
おかげさまでたくさんのみなさまに里親になっていただいて、現在135本の木々がすくすく育っている「なまけものの通りみち」。目標1000本に向けて、里親になってくださる方を絶賛募集中です。
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