標題のテーマを考えるために色々調べていて、ざっくりとした試算をしてみました。
(数値的な結論は末尾)
その過程で、まずこんなものを見つけました。
メタバースだなんだというのが最近の最新トレンドに入ってますね。
これは「デジタルスニーカー」だそうです。
しかしここで取り上げるのはその商品などではなく、これを買うと「1足につき11kgのCO2吸収へ直接貢献」となる、と記述されている部分です。
本文を読み進めていくと、5足分で木1本、CO2吸収量は10年分の計算だそうです。
どんな計算をしているのかがポイントなのですが、仮に同じ計算に基づくなら、1本あたりの年間CO2吸収量は
11×5÷10=5.5(kg)
ということになります。
木の年齢によっても違いますので、年間量は平均値でしかない(その歳によって変わる)のですが、ざっくり計算でこう言えるということにはなります。
つまり、カカオを植えられた方は、年間5.5kgのCO2削減に貢献していることになる、ということです。
ちなみに、まだちゃんと確認していませんが、本日ある方から伺った話によると、日本の企業などがCO2の年間排出削減量を計算するための定数として、
1kWh=560g/CO2
と考えるそうです。
それに照らし合わせると、
カカオ1本の植樹で年間約9.8kWhの削減
(1ヶ月当たり0.82kWh)
という数字が導き出されます。
複数の不明確な基準の数式をごっちゃにしているので、正確性は担保できませんが、ざっくり計算として、たとえば弊所の今年5月(2LDKマンション)の電力消費量は319kWhでした。
ということは…
カカオ390本分!
ちなみに弊所ではこれにガスが加わります。弊所環境の主なエネルギー源は電気とガスの2つです。ただし、319kWhの電気を作るために一次エネルギーをどれだけ消費したのかもわかりません。ここは大事ですが、それを省くとしても、まあ500本はいく感じですね。
ということは、1本1000円ですので、×500×12ヶ月=年間600万円分。
弊所もずいぶんエネルギーの投入量に対するリターンが少ないな…(エネルギー的にもですが、特に経済的に!)というのが数字で見えてきました。
ちなみに、コショウとバニラはカカオに比べて見た目的にもかなりCO2削減量が少ないと思われます。
しかしこれらの木は、その宿木となるポロの木を一緒に植えており、これはカカオより大きく育つため、むしろカカオより吸収量は多いと思われます。
いずれにしてもざっくり計算なので、マンスリーサポーターの皆様もざっくり感覚として、
「(1株あたり)年間5.5kgのCO2削減に貢献しているんだな」
と思っていただければと思います。
ちなみに、本プロジェクトの第1期は100本。
ということは、年間約0.5t分のCO2削減。
第2期の200本を達成したら、少なく見積もっても合計で1tを超えるということですね。
【なまけものの通りみちプロジェクト】
※熱帯雨林のCO2吸収量などの計算について詳しい方を探しています。心当たりがあればご教示いただければ幸いです。
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