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執筆者の写真コスタリカ社会科学研究所

【けもみち】「私のバニラ」を植えてきました!

更新日:5月14日

弊所のプロジェクト「なまけものの通りみち」支援者様が現地を訪れ、みずからバニラを植えられました!

早速、現地から第一報が届きました!

以下、お寄せいただいた感想です。

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Pura Vida! (プラ・ビーダ!)

「プラ・ビーダ」とは、コスタリカの人たちが何か嬉しいこと、またはよいことを表すのによく使う言葉です。直訳すると、「純粋で素朴な生き方」となります。


 ここで私は、理想的な生き方をかいま見ました。


 久しぶりのコスタリカで、「Finca Integrada Trapiche」に先週行ってみました。

 Fincaは農園、Integradaは日本語でどう説明したらいいかわからないのだけど、人間、牛、ナマケモノ、鳥、リス、カエル、チョウ、昆虫、木、植物…そこにいるすべての生き物を共に生きる仲間として受け入れるという思いが込められている言葉です。Trapiche(トラピチェ、写真のオレンジ色の機械)はコスタリカの伝統的なサトウキビ圧搾機。今ではほとんど見られなくなったけども、伝統を大切にしたいという思いから、ここでは今でも現役。それが農園の名前にもなり、シンボルのように感じました。



 そこでは、自然にとれたものや無農薬で育てたものを食べ、水や空気を汚さず自然と共生する生活を実践しています。

 その日私たちは、大きなユカイモを収穫し、お昼にいただきました。その美味しかったこと!小さいイモは、一緒に住むブタや動物たちのために残しておきました。

<ユカイモの収穫>


 そこでは、「なまけものの通りみち」



というプロジェクトをやっています。

 私たちが植樹することによって、ナマケモノや動物たちに通り道や食べ物・栄養も提供する農園を作ろうというものです。

 プロジェクトのスペイン語名「Raíces Para Siempre」は「根がいつまでも」という意味。私もプロジェクトの支援者になってバニラの木を植え、自分の名前が書かれたネームプレートを立てました。


 そうです。私の木です。

<私のバニラの木を植えてきました!>



 毎月支援者の木の成長を写真で報告してもらえるとのこと。プロジェクトで植えた木々がナマケモノたちが今暮らしているところまで届きますように。わずかながら貢献できることを嬉しく思います。


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 はるばる現地まで、ありがとうございました!

 トラピチェ統合農園での素敵な一コマ一コマが伝わってきました。

 私たちの木が集まって農園となり、やがては森となるでしょう。

 そこでは、ナマケモノなどたくさんのいきものたちとコミュニティの人たちとがともに暮らしています。

 地球の裏側に住む私たちも、そんな素敵な場所づくりに関わることができます。

 この「生物回廊農園」をみんなで作って、育てていきましょう!

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