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映画『バーバラ・リーの闘い』解説ブックレットをいただきました

  • 執筆者の写真: Cegua
    Cegua
  • 4月5日
  • 読了時間: 2分

 『バーバラ・リーの闘い:権力を恐れず真実を』(Barbara Lee : Speaking truth to power, 2020年アメリカ映画, 監督:アビー・キンズバーグ、配給:ユナイテッドピープル)という映画の解説ブックレットを、制作に関わった北美幸先生(北九州市立大学外国語学部教授)からご恵贈いただきました。ありがとうございます!弊所資料室へ所蔵登録しました。

 バーバラ・リーってどなた…?という方のために(私もそうでした…)ひと言だけ説明すると、9.11の同時多発テロ直後、連邦議会でただ一人「武力行使承認決議(AUMF)」に反対票を投じた方です。すごい!


 映画をより深く理解するために、と作成されたブックレット、北先生のエッセイのほか「同時多発テロとその後の経緯」やイラク戦争・公民権運動・ブラックパンサー党などのキーワード解説、また歴史的背景と対照されたバーバラ・リーの年譜もあり、読み応え十分。

また、「民主主義の根幹には異議を唱える権利があるのです」「その場の空気に流されず自分の信念に忠実であるべき時が誰にも訪れます」などのバーバラ・リー語録も散りばめられ、それだけでも胸打ち震えます。


というか、既に上映会が複数回開催されていた…全く知らないでいた私、大変無念な思いです。


次回、どこかで上映会が開催されたら、このブックレットを手に観に行きたい!と思っています。


 北先生の著作は、この他にも資料室に揃っています。

ご来所の際には是非手に取ってご覧ください!(資料室司書セグア)



 
 
 

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